今回のテーマは「事業承継（アトトリ）デジタルトランスフォーメーション」
先代の主力事業が次世代にも通用するとは限らない中で、経営に関するリフォームが求められることも少なくありません。

ゲストには、以下のお二方をお招きしました。
●味の素株式会社顧問（元 取締役専務執行役員）
　公益社団法人企業情報化協会代表理事副会長　五十嵐 弘司 氏
●リンカーズ株式会社代表取締役社長　　　　　前田 佳宏 氏

今回も定員40名を超える方々にご参加いただき、お二人とともにITなどのテクノロジーを経営環境に取り入れ、「デジタルトランスフォーメーション（DX）」を進めていくにはどうすべきかという議論がなされました。

中小企業の強みは？デジタル化を阻む要因は？といった質問に対しては、
五十嵐氏から「まずはビジョンを掲げ、成長する『タネ≒事業』を明確にすることが大事」「ITに詳しいだけではない『イノベーター』の存在が、DXを進めるカギになる」というお話があり、前田氏から「意思決定の速さが強み。3倍速で事業を進めていくことができる。」「デジタル人材の不足。実行力・判断力・アイディア力が大事」というお話がありました。
今回印象的だったのは、結局「デジタル・IT」というツールが先行しても意味をなさず、自社のビジョンやミッション、強みを明確にした上で、そこに対してデジタル化を進めることに意味があるという点でした。
イベント終了後の交流会では、ゲストや参加者同士の歓談が非常に盛り上がり、なかなか会場を現状復帰することができませんでした(^^;
しかし、それだけ密に交流いただけたことは、運営側としては大変嬉しく感じました。

今回、前回のイベントに参加いただいた方からの紹介でお越しになった方や、
始めて参加いただいた方も多くおられ、また新しい仲間がこのコミュニティに加わっていただけたことを大変嬉しく思います。

また来月以降もイベント開催いたしますので、ぜひ皆さまお気軽にお越しください！
ちなみに、今回メディアにも取り上げていただきました！ぜひご覧ください。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20191206/5080004637.html